気になるニュース:2024/02/18「AIフェイクニュース」や「ビットコインのお話」など

投稿者: | 2024年2月18日

今日知った自分が気になったニュースを定期で(毎日)まとめます📰

AIによる偽画像、SNSで拡散

別にAIに限った話では無く、昔からPhotoshopによるコラ画像とかよくあった気がしますがね。

岸田首相の偽画像がSNS等で出回っている、という記事です。

何となく、記者や報道機関の私怨もありそうですが、確かにAIを使うと昔のPhotoshopを使うより、はるかに簡単にコラ画像は作れます。

例えば、OpenAIのDALL-E 3等は絶対にできないようになっていますが、そうでは無いツールも多くあるので、使う側次第というところではあります。

先ず以て、AIだろうがPhotoshopの古典的コラ画像だろうが、政治的なフェイクというのは、民主主義の根幹を揺るがしかねない問題で、かなり厳しめに今後取り締まられるべきかなと個人的には思います。

正しく扱えばAIは便利な『道具』なので、そういったことを意識して使われる方が増えることを切に願います。

教育用タブレット、半数に不具合

まさしく安物買いの銭失いです。

県立高校に導入しようとしていたタブレット、その半数が不具合に見舞われているそうです。

どういう経緯でこれが選定されたのかは気になりますが、極端に安い製品はこういうトラブルに見舞われやすい、ということは覚えておいた方が良いでしょう。

購入する際には、信頼できるメーカーか、保証はどうなっているかをしっかり確認した方が良いです。

どんなに高い製品でも、安い製品でも、壊れるときは壊れます。

ビットコインの51%攻撃の話

ビットコインに詳しく無い人でも、51%攻撃を聞いたことがある、と言う方は多いのでは無いでしょうか。

そんな51%攻撃が現実的では無い、という記事です。

ビットコインは誕生以来、たまに大きく値を下げますが、概ね上昇しています。

そのため51%攻撃が、今や国家が全力をあげたところで、到底不可能な次元に達しています。

そもそも、51%攻撃が理論上だとしても何故可能なのでしょうか。ビットコインは分散化されたブロックチェーン技術を使用しています。トランザクション(取引など)の承認等はネットワーク上のマイナー(マシンパワーを提供して、さながら採掘する人。報酬としてある一定のビットコインが貰える。)によって行われています。

これらは「コンセンサスアルゴリズム(ブロックチェーンのノード間で合意形成を行うメカニズム)」によってネットワーク上の合法性を確認しています。しかし、ここでネットワークの計算能力の51%を誰かが確保したとした場合、この合意形成を行うメカニズムそれ自体が支配される(できる)ことになります。

ただし、そうなるとビットコインは大幅に値崩れするでしょう。なので攻撃者には何もメリットはありません。しかし、世の中酔狂な人もいるもので、お金を国家予算レベルで持て余している人がいるかもしれません。そんな人が面白半分で……となれば話は変わりますが、しかし、今やもう天文学的な桁になっているので、それも不可能でしょう。

しかし面白いですね。これまで通貨というものは、基本的には国家に属する組織、あるいは国家が発行していました。それは、もともと金等と交換できる券だったわけで、それが保証されるから、通貨としても成立していました。こういった仮想通貨は、そういった概念は無く、けれど投機的ですが意味をなしている、というのは実に興味深いです。